大阪教育長パワハラ問題~大阪府教育委員会が教育長を裁く!

大阪府中原徹教育長 パワハラで処分要求強まり辞職へ

~平成27年3月11日 府教育委員会会議

平成27年2月20日実施の大阪府教育委員会議

 

「議題 第三者による調査の取扱いについて」

 

【趣  旨】

平成26年11月7日の委員会会議において実施することが決定された第三者による調査の取扱いについて決定する件である。 *中原徹府教育長のパワハラ問題調査の報告の件

 

【採決の結果】以下の通り決定した。

 

平成26年11月7日の教育委員会議において、調査にあたっては、弁護士等の第三者に協力していただくことを決定した。

その後、大阪弁護士会から三人の弁護士の方々の推薦をいただき、今般報告書の提出を受けた。

 1.大阪府教育委員会として、この報告書を公正中立な調査の結果として重く受け止め、議論の前提とする。

 2.報告書では、教育長の言動が違法性を帯びたパワーハラスメントで、教育長の言動としてふさわしくないとされた。このような事態はまことに遺憾である。

 

また、教育長の一連の言動に対して、法律上の教育委員としての資質要件である「人格が高潔」という部分について言及されるなど、厳しい評価となっているが、教育委員としての適格性等の判断については、制度上、教育委員会の権限が及ばないものである。したがって、この点については、任命権限を持つ知事のご判断と府議会でのご議論の行方をまず見守りたい。

 

これらを踏まえ、教育委員会としての対応方針を決定していく。

 

また、教育長には、こうした指摘を真摯に受け止めてもらいたい。

 3.このため、この報告書は公開する。

 4.かかる事態が二度と起こらないよう、我々教育委員は、教育委員として、全力を挙げる。

また、事務局職員の相談に、いつでも応じる。

 5.認定こども園条例改正に係る意思決定プロセスにおいて、準備期間、協議時間、意見交換の位置づけやその対象、意見集約のあり方、意見交換会後の情報提供のあり方等について、課題がある旨指摘を受けた。

 教育委員会として、こうした指摘を真摯に受け止め、意見交換会の運用を含め、教育委員会としての意思決定手続きのより一層の適正化に努める。

 

( HP管理者から)

弁護士三氏による調査結果を、大阪府教育委員会議(H27年2月20日開催)の議事・議題の中の添付資料として,以下の報告資料がサイトアップしてリンクできるようになっている。

 

本会では、

下記のように第1次~第3次まで府民及び職員が詳細を読むことができるようリンクして紹介することとした。大変な内容である。

 

衝撃の内容!教育長のパワハラ事実認定

大阪府教育委員会会議・議事

「議題:第三者による調査の取り扱いについて」

の【資料】参照(2月20日開催)

 

府教委第三者委員会の第1次報告

第2次報告

第3次報告

ダウンロード
府教委事務局関係の抜粋資料
中原徹教育長による府教委事務局や府教育委員へパワハラ認定(「威圧・人権侵害」)関係資料
nakahara_himen.pdf
PDFファイル 621.0 KB

公立高校入試改革も、英語「教育」改革も、教員評価、こども園定員問題も迷走混乱の震源地

 

◆府教委第三者委員会認定◆

「教育長の職責として不適切で、違法性を有するものがあった」

 

  調査報告書(第2次)の紹介~府教委HPで公開中ファイルの抜粋版